戦力補強ではなく補弱?

各チームが戦力補強に走っているオフシーズンですが、ジェフユナイテッド市原だけは戦力補弱にひた走っているようです。
昨日発表されたDFの茶野隆行選手とMF村井慎二選手のジュビロ磐田への完全移籍のニュースには驚かされました。もちろんネット上で噂になっているのは知っていたのですが、既に京都パープルサンガにレンタルしていた元韓国代表の崔龍洙チェ・ヨンス)選手のジュビロ磐田への完全移籍が12月に決まっているのです。茶野、村井両選手にしても日本代表です。この3人を同じチームに引き抜かれてしまうというのは想像を絶します。結局のところオフシーズンの朗報はオシム監督の続投だけで、市原サポーターの嘆きも半端なものではないように思います。
一方、市原から強力な戦力の引き抜きに成功したジュビロ磐田ですが、一気にレギュラークラスを多数加入させるのはいいのですが、チーム編成が大幅に変わり、戦術浸透度に不安が残ります。元々山本監督の「人間力」をキーワードとする指揮能力にも疑問の残るところですが、果たしてギクシャクした戦いになるようなことがなければいいのですが。