相変わらず週刊文春は・・・。

新聞広告を見ると相変わらず懲りずにプライバシーの侵害をやっているようですね。自宅で少年に殺害された高校1年生の少女ですが、氏名・顔写真の公開ですら遠慮すべきにもかかわらず、「被害者のホントの彼は」など完全なるプライバシーの侵害でしょう。
確か以前に田中真紀子の長女の記事差し止め問題の際に、記事の公共性の言い訳として田中真紀子の長女は既に公人と同じなのでプライバシーには当たらないなどと書いていたようでしたが、今回の被害者は公人であるはずがないですよね。その被害者の「本当のカレは」などと広告にまで載せるのは、事件報道の範囲を越えて、単なる「売らんかな」というイヤラしさしか感じられません。これを報道の自由などという言葉で誤魔化して欲しくはないのですが、週刊文春の言う報道の実体がコレなわけですね。実に情けないことです。
被害者の家族は週刊文春を訴えるべきでしょうね。
それにワイドショーで彼女の映像がいろいろと流されているようですが、コレも残された家族にとっては辛いことなのではないでしょうか。もし、このビデオ映像を提供することによっていくらかでも代価を得た者がいたのであれば、軽蔑の目を向けざるを得ません。