金メダル

先のエントリーで触れた荒川静香選手の女子フィギュアスケート金メダルですが、昨夜遅くに帰宅してオフタイマーを掛けておいてフィギュアのフリーを見始めたものの、安藤美姫選手のひとり前の選手が滑り始めるところまでしか記憶がありません。今朝になってからたっぷりと金メダルの演技を見ることができましたが、荒川選手の演技は今までの日本人選手には見られない堂々としたものでした。彼女の後に演技したロシアのスルツカヤ選手の演技と比較すると、以前のロシア人選手と日本人選手が逆になったかのような印象でした。
それよりも感心したのは授賞式での彼女の姿です。晴れ晴れとした表情で涙を見せずに金メダルを首にかける姿は素晴らしく美しいものでした。また、国旗掲揚のシーンでも、会場に流れる君が代のメロディーにあわせて歌詞を口ずさんでいる姿も実に美しいものでした。君が代そのものには様々な思いを持つ方がいることは確かですし、それを否定するつもりもありませんが、国歌として国際舞台の場で奏でられる君が代に合わせて口ずさむ金メダリストは間違いなく絵になりますね。