週間バラエティクイーン2005年度年間データ分析編

結局2年連続で若槻千夏がバラエティクイーンの座に輝いたわけですが、2005年度もバラエティ番組への出演のなかった週は1週のみという活躍でした。出演番組数が昨年度より40回少ないのですが、その分は番組へのレギュラー出演が増えた分で十分以上に補っていますので、総出演数は間違いなく昨年度を上回っています。この勢いはどこまで続くのでしょうか。
第2位には155回の出演数で並ぶ眞鍋かをり山口もえが入りました。真鍋は「ブログの女王」という肩書きも付いて昨年に続いてコンスタントな番組出演、山口は結婚後も出演ペースを落とすことなく、昨年度の欠席週はゼロで若槻の持つ57週連続週出演の記録に並び、今週にも新記録を達成することはほぼ確実です。
第4位の安めぐみも昨年に続けて安定した出演で、こちらも昨年度の欠席週はゼロ。現在も54週連続週出演を継続中です。
第5位は熊田曜子ほしのあき。ほしのの大躍進は一昨年度の年間出演番組数が10であったことを見ても明らかです。見事に10倍の出演数を達成しました。
7位の森下千里、8位の夏川純、9位の小池栄子さとう珠緒までが年間100番組出演を達成しましたので、彼女達が現在のバラエティクイーンの頂点といってもいいでしょう。特に夏川は昨年度が24番組出演ですから、ほしのに続く大躍進といえそうです。
その他、昨年と比較してテレビ番組での露出度が高まったのは16位の山本梓、20位の大沢あかねティーン誌のカリスマモデルからの転身に成功しました)、22位の磯山さやかマシューTVの「なまり亭」出演がブレイクのきっかけとなったようです)、25位の矢口真里(スキャンダルで予定外のモーニング娘。からの独立となりましたが、現在のところ頑張りが目立っています)、33位のソニン(出演数が増えているわりには印象に残っていません)、34位のマナカナ、42位の小林恵美野田社長がバラエティへの積極的な売込みを行なっているようです)、48位の東原亜希(CanCam系のモデル出身者に隠れて目立ちませんが、出演数に関しては彼女の方が上です)。なお、27位の梨花、39位の坂下千里子については2005年度途中からデータ収集に組み込みましたので数字的に比較対象になりません。実力的にはトップテンに近いものがあると思います。
逆にテレビ番組での露出が大きく減ったのは、万引き発言が尾を引いてしまったあびる優(88番組→26番組)、野田社長についていかなかったのが原因かはわかりませんが佐藤江梨子(63番組→35番組)、年齢的にも苦しくなってきた山川恵理佳(41番組→20番組)、結婚後仕事を減らしている新山千春(45番組→9番組)、小沢真珠と違って「牡丹と薔薇」効果が続かなかった大河内奈々子(31番組→出演ゼロ)などでした。
その他、上位のタレントの所属事務所をチェックすると上位20位以内に4人(熊田曜子夏川純安田美沙子鈴木紗理奈)を送り込んだアーティストハウスピラミッドの頑張りと勢いが目立ちます。他に複数のタレントを送り込んでいるのは2人(眞鍋かをり小倉優子)のアバンギャルドだけなのですから大したものです。
とりあえずデータの印象をまとめてみましたが、今後もデータを眺めて気が付いたことがあれば書き込んでいきたいと思います。なお、上位50位以外で気になるタレントの順位を知りたい方はコメント欄でリクエストしてください。私の調査対象に入っていてデータがあればコメント欄で答えていきたいと思っています。