ＫＩＮＧ ９月号

この雑誌の目玉グラビア「女性誌Cover Girls」は「きれいなお姉さん」編。
相沢紗世の美しさは女性誌モデルでは数少ない日本顔であることにポイントがある。ＶiＶiでギャルっぽいメイクをしていても目立った彼女が落ち着いたメイクをしたら無敵であることは、彼女の出演しているＣＭやドラマを観れば明白でしょう。今回のグラビアでは素材としての彼女の美しさを見せただけで終わっているのが惜しい。
木下ココはコケティッシュな雰囲気の出ている前半のカットの方が彼女らしい。後半は素が出すぎているような印象で少々物足りない。
熊澤枝里子は愛嬌のある笑顔が魅力的ですが全部のカットで愛嬌だけを表現してしまったのは勿体無い。
擬似デートのグラビアは南明奈。彼女に魅力に対して彼氏役のビジュアルが微妙なのが企画としては問題。中途半端な彼氏役を起用するのであれば、彼氏の姿は写さずに完全なる彼氏目線で彼女を撮影した方がよいのではないでしょうか。
妄撮グラビアは全部でいつもの３倍と大サービス。
紗那は普通に着衣グラビアだった方が良かったでしょうに、中途半端にエロスを匂わせるカットは必要ありません。
堀田ゆい夏は逆に着衣部分はいらなかったでしょう。妄撮という演出がカットの煩わしさにつながってしまっています。
辰巳奈都子＆ＫＯＮＡＮは妄撮でコラボじゃ煩わしすぎるという典型のようなゴチャゴチャしたカットになってしまい残念。