篤姫 第6回(昨夜放送分)

於一(宮崎あおい)の養育係であった菊本(佐々木すみ江)が、於一の島津本家への養女入りを前にして自害して果てたのは、於一が養女入りに際して必ず同行を求めるであろうこと。それが島津本家に溶け込まなくてはならない於一にとっては妨げにしかならないこと。また、於一の養育係として彼女の成長過程から行動までを知る菊本の知識がよからぬ企みに利用されてはいけないと考えての上での行動ではなかったのでしょうか。大変悲しいことではありますが、於一もこのことでまた一歩成長し後の篤姫の基礎が彼女の精神に築かれていくのではと思います。