ロス:タイム:ライフ 第3回「スキヤキ編」(昨夜放送分)

主人公が死を悟り、ロスタイムのルールを理解し納得するのが早過ぎ。人生のロスタイムというアイデアと演出は斬新ですがそれを活かし切れないというか、徹底できないというか、アイデアをとことん煮詰めないままGOを出してしまったんだろうという印象の過去2回でした。今回は淑子(友近)が死に至る前の自転車での競争のシーンや、いつもと違って大幅にスタミナのない審判団といった個々のシーンに面白さは感じられるものの、全体としては並行して進む時間の流れの矛盾が解消されないままで話が展開していく消化不良な感じは今回も続いていました。これがある限りドラマの世界に入り込むことができないので残念です。