24歳の誕生日を迎えた早見(山本匠馬)の元に税務署の役人が訪れ、存在税なる税金240万円を納めろと迫ります。その税を徴収するために闇金融の利用を勧め、借金の取立てまで代行するという不自然さ。当然のことながらパンサークローの幹部・田中弘美(ふせえり)が関わっているわけですが、ミキ(水崎綾女)やユキ(竹田真恋人)にも請求された存在税が、ハニー(原幹恵)はアンドロイドだということで請求されないという変な整合性がまさしくこのドラマの世界です。源さん(なぎら健壱)が擬似フラッシュで変身してからのアクションシーンと展開はアングラな魅力に満ち溢れていました。テレビ東京らしさに溢れたドラマとして評価できると思います。