あしたの、喜多善男 第10回

みずほ(小西真奈美)の前夫を殺害した犯人が、みずほに殺害を支持されたと供述し、森脇(要潤)達社員から社長職辞任を迫られます。一方でみずほから三波(今井雅之)が生き残っていることを知らされた平太(松田龍平)は、善男(小日向文世)にそのことを知らせますが、善男は動揺しながらもそれを信じようとはしません。平田に連れられて三波と再会した善男は、三波の言葉とネガティブ善男の言葉に挟まれ追い詰められると、ネガティブ善男を吸収し同一化します。そして遂に自分の心情を吐き出すかのように叫ぶのでした。そしてリカ(栗山千明)も警察に逮捕され・・・。しのぶ(吉高由里子)は不安感にさいなまれ仕事を抜け出して善男が滞在していた部屋を訪れる。
最終回が近づくと展開も急になりますね。死に場所となる約束の地を目指す善男と、死を思い止まらせようとする平太。戦慄のラストとはいったい・・・。ギヤをシフトするのは構いませんが、このドラマの空気は変えないでラストを迎えてほしいものです。視聴率は振るいませんでしたが私としては十分楽しませてもらったドラマです。最後の最後で足を踏み外してもらっては困ります。