篤姫 第22回(先週日曜夜放送分)

江戸時代の医療は現在のようには進んでおらず、重要な登場人物が病を得てあっさりと退場してしまうことが目立ちます。今回も老中の阿部(草刈正雄)が病死してしまい、篤姫宮崎あおい)は城内での数少ない理解者を失ってしまいました。篤姫は家定(堺雅人)と心を通わせ本当の夫婦となるため自らの密命について明かしましたが、家定はそんなことは既に承知していました。うつけ者の仮面を脱いだ家定は本流の如く語る言葉でその非凡さを明らかにします。家定の本当の姿を包んでいた殻を一枚だけ剥がすことに成功した篤姫でしたが、まだまだ厚い殻が家定を覆っています。これから一枚一枚剥がしていくことになるのでしょうが楽しみですね。