篤姫 第30回(先週日曜夜放送分)

安政の大獄の嵐が吹き荒れる中、14代将軍となった家茂(松田翔太)は天璋院宮崎あおい)を母と呼び、将軍就任後も天璋院を後見役として何くれとなく相談したいと井伊(中村梅雀)を前にして宣言します。当時13歳だったという家茂ですが実にしっかりしたもので、井伊に一泡吹かせました。薩摩でも嵐が吹き荒れ西郷(小澤征悦)は奄美大島へ流されることになりました。さらに幾島(松坂慶子)が近く大奥から去るつもりでいると申し出ます。どうやら今週と次週は話の転回点となっているようで、一部登場人物の入れ替えが行なわれるようです。1年という長丁場のドラマではそういった変化も効果的かもしれません。