攘夷はできぬと天皇に直接伝えるため上洛した家茂(松田翔太)でしたが、幕府が攘夷派の長州藩などに押し切られて攘夷の決行を約束してしまったため体調を崩してしまいます。しかし攘夷決行の人質になってしまい江戸に戻ることが困難となりました。天璋院(宮崎あおい)は和宮(堀北真希)を頼って家茂を江戸に戻してもらおうとしますが、和宮にとっては天璋院こそが家茂を京へ向かわせたのではないかという気持ちがあり素直になれません。攘夷決行の日が訪れて、長州藩は異国船を砲撃するものの欧米との戦力の差は埋めがたく敗北してしまいます。攘夷の決行と和宮の尽力により家茂の帰還が許され江戸に戻った頃、薩摩にはイギリス艦隊が迫りつつありました。非戦を唱えた帯刀(瑛太)でしたが情勢はいかんともしがたく、イギリス艦隊に向けて発砲しましたが勝負になりませんでした。ただ、薩摩藩の激しい抵抗を受けてイギリス艦隊は弾薬と燃料が乏しくなったため鹿児島湾を去っていきました。
CGを多用できるようになった弊害か、戦闘シーンが実に迫力のないものに仕上がってしまいました。この程度の描写であれば戦闘シーンがなくとも良かったかもしれませんが、そういうわけにもいかないでしょうね。このドラマではCGの部分がことのほか嘘っぽい作りになっているのが不満です。