sabra １１月号

原幹恵はキャバ嬢姿になろうがランジェリー姿であろうが、セクシーではあるものの淫靡にならない透明感をもっています。彼女の個性であり優れた資質なのですが、女優として活躍する為には足枷になってしまうかもしれません。彼女のグラビアのファンとしてはこのままでいてもらいたい思いですが、彼女の成長を考えた場合は一歩踏み出す必要性は理解できますし、非常に難しい問題ですね。
高梨臨がここまでクールな表情の似合う素材であったとは新発見。やはり女優としての経験が活かされているのでしょうか。笑顔のカットとの対比も面白く完成度の高いグラビアになっています。
池田夏希は袋綴じ。よりエロい方向性で二度目のグラビア展開のチャンスを与えられている彼女ですが、淫靡さはポーズや衣装の過激さだけで十分。作り過ぎたかのようなメイクは必要ないでしょう。
加藤ゆりはお天気お姉さんの肩書きがピッタリなイメージ。健康的な一輪車のカットと表情が最も相応しい感じ。無駄にセクシーなイメージは必要なし。
倉科カナはおしゃまでキュートな感じが満載のグラビア。クールな表情にはまだ少し幼すぎるという感じがまた良い。ＮＨＫ朝ドラを経てどんな成長を見せるか楽しみです。
しほの涼はお菓子系出身ではあるものの華奢過ぎるスタイルが、セクシーさではなく痛々しさを見るものに与えかねないのは残念。ビジュアル、スタイル両方が幸薄さを感じさせてしまうのは困りものです。
折原みかは連載企画の「アイドルふるさと紀行」。彼女も以前は痛々しさが先行してしまうグラビアでしたが、最近はバランスが取れてきた感じ。企画の意図が伝わるカットかどうかは疑問ですが、笑顔が本当に可愛らしく感じられるのは素晴らしいですね。
重盛さと美は全体的に物足りなさを感じてしまいます。ビジュアル、スタイル、ポーズ全てが水準レベルに留まっているのでアピール度に欠けてしまいます。
米村美咲は日テレジェニックに選出されただけあり、アイドル的な要素に溢れたビジュアル。小動物っぽい表情と印象で可愛さ十分。グラビア活動のスタートとしては満足できる内容です。
Cicaは色の白さとモデル然としたスタイル・表情が印象的。これだけランジェリー姿が美しいと、彼女の登場する女性誌をチェックしてみたくなります。
付録ＤＶＤのメイキング映像は戸田恵梨香、折原みか、杉原杏璃、浅井未来、池田夏希、しほの涼、米村美咲。
戸田恵梨香は爪を噛むような仕草がとても似合います。そんな幼さが似合う大人の女性の色気とは違った魅力を感じさせる存在です。クールなビジュアルを見せながら幼さを残していると感じさせる不思議なバランス感を持っています。
折原みかはランジェリー姿を始めとした映像の過激さと聴き易いアニメ声の組み合わせが絶妙。現在の状態が私としては理想なのでこれ以上先には足を踏み出して欲しくはありませんね。
杉原杏璃は血管が浮き出るくらい張りのある巨乳と見事なくびれ、水準以上のビジュアルといったようにブレイクする要素に事欠かないのですが、かろうじて中堅といった感じのポジションを維持しているといった印象。どこかに伸びシロを求めなくてはいけないのでしょうね。
浅井未来はプロウェイクボーダーということで、グラビアアイドルでないことを考えれば美しい存在であるのでしょうが、ビジュアルに漂う加齢感は隠し切れませんね。
池田夏希、しほの涼、米村美咲はショートバージョンの収録ですのでコメントは省略。
浜田翔子・コウ姉妹の「アイドルふるさと紀行」完全版は２０分を超える充実振り。これでこそ付録に収録する価値有りというものです。
アイドル胸ゆさコマーシャルは島田なおみ。アピールタイムをたっぷり獲得したのに使い切れなかったのは残念。個性を発揮しきれず印象度は薄くなってしまいました。
「ホルモン皇帝液リターン」は手作り弁当コンテスト。新生かな子、福田麻衣、リエコ・Ｊ・パッカーの３人が挑戦者。見た目的には新生かな子、味ではリエコ・Ｊ・パッカー。福田麻衣は論外でした。本人のビジュアル的には新生かな子が一歩リードしていたという印象。
その他ＡＶ系の映像については割愛させていただきます。