２年ぶりに２時間スペシャルで始まった「パンドラの匣（はこ）編」はなかなかの仕上がり具合だったと思います。ただ女の殺し屋が全くプロ意識に欠けた無駄な行動ばかり見せたのは残念でした。というかこのドラマの特徴なのですが、どちらの側の組織も妙に素人臭さを感じさせてしまうのは、原作がマンガであるからなのかもしれません。それにしても藤丸（三浦春馬）がサードアイで使用していたキーボードですが、なぜあんなに打ちにくそうなキーボードを置いておいたのでしょうか。それともあのタイプのキーボードが高速入力に向いているのでしょうか。不思議でなりません。また、初回にしてあっけなくあおい（藤井美菜）が死んでしまいました。私がこのドラマを見る動機の一つでもあっただけに残念です。ＴＶガイド誌の人物相関図に藤丸のバイトの同僚・響（黒川智花）の名前がありながら、あおいの名前がなかったのはこういう理由なのかと納得してしまいました。今後はあおいの代わりに響がヒロイン的な役割を妹の遥（川島海荷）と共に果たしていくのでしょうね。不死身の折原マヤ（吉瀬美智子）と倉野理沙（満島ひかり）の今後の活躍も楽しみのひとつです。
