孤立者多数の報道の裏面

マスコミ報道では被災地各所で多数の住民が孤立して救出の手を待っているとの報告が多く見られるようになりました。一見悲惨なことのように思われますが、今回に関しては逆に無事が確認できた喜びの方に見方が180度変わります。津波によって流された可能性のある人々の捜索・救出は非常に困難を伴います。今は手を差し延べることが出来なくとも、そこに無事でいることさえ確認できたならば、連絡を取れる状態であればなんとかする方策を練ることができるというものです。アナウンサーが読み上げる孤立者の数を聞きながら、もっと多くの数字を耳にすることが出来るよう願っていました。実際に孤立している方には憤慨されるかもしれませんが、行方不明の数字が増えるよりも孤立した要救助者の数字が増えるほうが救いがあるのは本当です。