納棺の儀

昨日、五泉の母の実家の伯父が亡くなりました。母と同じ脊髄小脳変性症を患っており、先月お見舞いに行ってきたばかりでしたが残念です。通夜は明日、葬儀は明後日に決まりましたが、身体が思うように動かない母は出席を遠慮し、その代わりに納棺をするという今日、実家に行って伯父(母にとっては兄)に最後のお別れをしてきました。ここのところ会う機会のなかった親戚にも会うことが出来、母にとっても良かったのではないでしょうか。
納棺師の手際が実によく、髭を剃って(亡くなってもある程度髭は伸びるそうです)顔色を良くするために淡い化粧を施し、装束を綺麗に着せてくれました。明日、通夜の会場に行くまで家族とともに最後の時間を過ごすことになります。もちろん本人は何も感じないとは思いますが・・・。
同じ病と闘ってきた弟は既に亡く、兄もまた旅立ってしまった今、お棺に入った伯父の姿に母は何を思ったのでしょうか。
通夜と葬儀には母に代わって私が名代として出席してきます。弟も通夜には間に合いませんが、葬儀には出席できるということで明日の深夜に我が家にやって来ます。遠いところ(千葉から)を大変ですが冠婚葬祭は大事な家としての付き合いですから仕方ありません。