奇跡の残留 アルビレックス新潟 4−1 コンサドーレ札幌

J1残留には勝つしかないアルビでしたが、前半8分にアラン・ミネイロからの長いフィードのこぼれ球を坪内が振り返りざまシュートして先制。この時点ですでにガンバは先制されており、ヴィッセルは得点を挙げておらず、アルビの残留条件を満たすことに成功。もちろん試合は始まったままですのでこのまま安心はできません。アルビは43分にもアラン・ミネイロのCKを石川が頭で繋ぐと、最後はブルーノ・ロペスが頭で決めて2点のリード。前半はそのまま終了。HTを迎えた他会場はガンバが1点ビハインド、ヴィッセルが無得点で、アルビの残留条件を満たしていました。
後半が始まると8分にコンサドーレにゴールを許し1点差、同じく8分にガンバがジュビロ倉田のゴールで追いついていたため、まだ残留条件を満たしていたもののヒヤヒヤという時間帯が続きます。それでも41分にはアラン・ミネイロミドルシュート、80分にもアラン・ミネイロのシュートをGKが弾いたこぼれ球を再びアラン・ミネイロがGKを躱してゴール前のブルーノ・ロペスにパスしてゴールをアシスト。勝利をほぼ確実とする3点差としました。そして、なんと40分にジュビロ小林が素晴らしいゴールを決めてアルビをアシストしてくれました。
結局、アルビはロスタイム3分、ガンバとヴィッセルはロスタイム4分を消化して試合終了。勝ち点を40に積み上げたアルビが残留。敗戦で勝ち点39のままのヴィッセルと38のままのガンバが降格となりました。アルビは日程の妙もあり最終節が今季ダントツの最下位に低迷しているコンサドーレとの試合となり、結果的にも大勝したわけですが、それも前節の優勝争い中のベガルタに勝利したからこそでしょう。最後まであきらめずに戦った選手・スタッフ・サポーターの勝利でした。