Negiccoの新譜「ときめきのヘッドライナー」初動5,269枚の悔しさ

ときめきのヘッドライナー[CD+DVD](限定盤)ときめきのヘッドライナー(通常盤)
オリコン発表による先週発売の新譜のランキングが発表され、Negiccoの「ときめきのヘッドライナー」は推定売上5,269枚で20位と、どちらも過去最高の数字となりました。特にベスト20に食い込むことが出来たのは、各メディアへの露出を考えるとじつに喜ぶべきことだと思います。ただ売り上げ枚数については前回から微増というのが腑に落ちず、心の中がもやもやしてしまっています。
Negiccoの新譜発売の形式はDVD付きの初回限定盤と通常盤、そしてアナログ盤が最近のパターンで、アイドルの新譜発売によくみられるジャケ違いの複数パターン発売というドーピングはありません。もちろんリリースイベントにおけるチェキ会、サイン会などの参加券としてのネギ券獲得のために、現場で複数枚購入するネギオタさん達もそれなりにいるでしょうが、今回に限らず毎回のことなのでドーピングというものでもないでしょう。つまり、Negiccoの新譜の場合は売り上げ枚数の増加が、そのままファンの実数の増加に繋がっているという印象があったのです。それだけに1万枚というのは贅沢かもしれませんが、せめて7〜8,000枚を期待していたので、今回のわずか20枚程度という微増がどうにも納得がいきません。なにしろ新潟での前夜祭、大宮と新宿でのインストアでは用意されたCDが完売となり、参加者のレポートによれば集客の量も凄ければ、新規のファンの姿も多く認められています。それなのに結果がこの数字ということは、購入したファンの実数としては減少してしまったということではないかと疑ってしまい、彼女たちのことが心配になってしまうのです。
Negiccoについては生き急ぐというか売り急ぐということは求められておらず、伸び幅はそれほどでなくとも着実なる前進こそが望まれているものと認識していますが、彼女達に時間が永遠に与えられているわけではありません。それだけに今回の売り上げ枚数の微増には少々危機感を感じているのです。媒体での取り上げ方やリリースイベントの盛り上がり方と、実際の売り上げ枚数という数字を比較した時に、Negiccoは新潟のローカルアイドルから抜け出したものの、全国的なアイドルに成り上がったわけではなく、新潟に東京(神奈川・埼玉を含むかも)が加わったエリアアイドルにステップアップしたというのが正確なところではないのでしょうか。新譜の発売枚数を伸ばすには、より全国的な展開を目指した活動が必要な時期に差し掛かっているのかもしれません。今週末からの名阪神でのリリイベもその第一歩でしょう、単発ではなく今後のつなげることが必要です。東京でも成功したように、名古屋でも大阪でも人気を定着させることは可能だと思います。そして更に西へプロモーションの範囲を広げていかなければなりません。もちろんそれは東北・北海道についても同様ですが、その動きはかえぽの大学卒業を待ってからのことになるのかもしれませんね。
最後になりますが、Negiccoが老若男女がファンになれる真のアイドルとして存在の輝きを放っているのは間違いありません。それだけにファンがその人気を買い支えなければならないような方向にだけは向かってほしくない。そんな心配から書かせていただきました。もちろん彼女たちの実力と可能性は信じています。誰よりも早く、原石の頃から見守っているのですから。
それだけに今回の数字がある意味ショックだったということです。もし気を悪くされたファンがいらっしゃいましたら申し訳ありません。全ては私個人としての受け止め方ですので、無視して気になさらないようにお願いいたします。