Negiccoニューシングル12月2日リリース決定。

タイトルや誰のプロデュース曲であるかは明らかにされませんでしたが、7月以来のニューシングルのリリースが決定したようです。
Negiccoシングル12月発売&旧校舎で公開REC - 音楽ナタリー
発売形態をチェックすると、CDのみの通常盤のほか、リード曲のビデオクリップを収めたDVD付きの初回限定盤A、“ReNegi”音源を収めたCD付きの初回限定盤B、アナログ盤、さらにTOWER RECORDS ONLINEとライブ会場のみで販売される4仕様の完全生産限定ミュージックカードの合計8形態とのこと。今回ミュージックカードを導入したということは、改めてオリコンウィークリーベスト10以内を狙うということだと思いますが、前回の反省も含めてリリース戦略が必要になるだろうと思います。本来ならばSharpさんが提言されているとおり(Negicco「サンシャイン日本海」オリコンウィークリー11位 - SHARPのアンシャープ日記)ファンミーティングを開催するなどして、Negiccoサイドとファンの意識統一を図った上で行動を起こさなければ再び悔しい思いをしなければならないでしょう。しかしながらそのような動きは期待できそうにないので、ファンのひとりとして勝手ながら提言させていただきたいと思います。独りよがりな部分もあるかもしれませんし、事実誤認もある可能性はありますが、運営サイドのリリースイベントの企画の参考になる部分でもあればと思い、早めにブログアップすることにしました。
従来のNegiccoのリリースイベントの弱点として考えられるのは、期間の短さと開催場所(地域)の限定性です。Negiccoのリリースイベントのほとんどが発売日前後からオリコンウィークリーの集計期間である翌日曜日までの約一週間のみに限定されていました。今回の発売日は12月2日ですから、少なくともその2週間前からリリースイベント(予約会)をスタートさせて、合わせて3週間ぐらいをリリイベにあてるべきでしょう。
私は今回の新譜リリースを単純にオリコンランキングへの挑戦に限定することなく、新しいNegiccoのファンの開拓のチャンスと見て活動すべきだと考えています。そこで、発売日以前のリリイべ(予約会)は全国のタワレコの店舗(もちろんHMVでも構わない)を中心とした未開拓(過去参加イベントなし)の地域でのインストアイベントを実施し、数は少なくとも各地域でのファンの核となるべき層の確保を図る。できればリリース週以降も可能な限りタワレコ等でのインストアイベントは継続して、一通り全国のファンの方にNegiccoの歌声を伝える試みは完遂すべきだと思います。Negiccoのリリースは今回に限らないのだという意識は常に持つべきでしょう。そしてそこでは、ショートバージョンを組み合わせても構わないので、できるだけ多くの曲を歌いNegiccoの魅力を伝える努力をすべきでしょう。
そしてリリース週は大票田である関東圏を中心のリリイベを仕掛ける段となるのですが、ロコドルであるという矜持としてフラゲ日(あるいは別の一日)は地元新潟でイベントを開催することは外せないと思います。その他は関東圏での開催になりますが、1日に複数回のイベントが可能であれば設定すべきでしょう。貴重な一週間を有効に活用してもらいたいものです。もちろん関西、名古屋についても集客が見込めるならばこの週にりりイベを組み込んでもよいでしょうが、前もっての予約会としてのリリイベ開催という形でも問題はないと思います。開催することが大切なのです。
リリース週の最終日にファンの善意に頼って消耗戦を戦うようなことは前回を限りにしなければなりません。あれが二度三度と繰り返されてファンの消耗を強いるようではNegiccoとしてのアイデンティティーが損なわれてしまうでしょう。そのためのリリースイベント長期展開の提案なのです。最終日前にある程度の順位予測ができるレベルでの売上対策をしなければ、何のための前回のファンの頑張りがあったのかということになります。あれでダメだったのですから、別の方策を考えるというのが普通ではないでしょうか。
最後にT-Palette Records側にもお願いしたいのは、利益を考えてのプレス枚数というのもあるかとは思いますが、前回まで毎回指摘がある販売機会の喪失があっては元も子もありません。レーベルの責任として、お客様がNegiccoの新譜を購入したいと思いついてCDの販売店を訪れた際に、そこに商品があるという状態を確保するための努力をできる限りやってほしいということです。そこの1枚のCDが存在することが順位を左右することがないとは限らないのですから。
これだけの準備をすれば結果は出るものと思いますが、もし結果が伴わなかったとしても個人的には納得できますし、間違いなく次への布石は打てていると思いますので良いのではないでしょうか。これまでの提案も「無理する」というほどのものではないでしょうから、11月のスケジュールがあまり入っていない今からならば、十分に検討できるものと思います。Negiccoらしさを捨てることなく売上向上を目指し、尚且つ新たなファンを獲得するというのが新譜発売に絡んで最も目指すべきことなのではないかと思い提言させていただきました。
なにを偉そうにというご意見ご批判は真摯に受け止めるつもりですし、追加の提案や助言などあればよろしくお願いいたします。