「AERA」6.9号、「週刊金曜日」6.6号のアイドル特集。

何故、政治的思想的に偏った二つの雑誌がほぼ同時期にアイドルの特集、それも表面的なものではなく真っ当でしっかりとした特集を掲載したのかはわかりません。「AERA」の特集はアイドルの現状をわかりやすく解説したものとなっていますし、「週刊金曜日」の特集はより深く踏み込んだ内容となっていて、インタビューの対象がBiSであったり、様々なアイドルオタに現状や問題店を語らせたり、グラビアアイドルについてもしっかりとフォローする記事まで押さえています。本来ならばこの手の特集は週刊SPA、サイゾー、月刊宝島等が手掛けるべきものでしょうが、二つの雑誌に先を越されてしまいましたね。一般的なアイドル誌は基本的にグループアイドルのグラビア掲載が中心の誌面構成になっていますし、アイドルのライブレポート等は参加者のツイートやBLOGでのレポートの方が臨場感もあり詳しいでしょう。唯一、ライブ中の写真などは撮影許可は与えられたアイドル誌のレポートの出番になるかもしれませんが…。
雑誌の成り立ち等に抵抗のある方はおられるかもしれませんが、掲載されたものについては目を通しておくことをお勧めします。