新潟のアイドル雑感 その39

新潟県民ならばAKB48グループ選抜総選挙の速報に触れないわけにはいかないでしょう。暫定の1位におぎゆかこと荻野由佳。更には5位に本間日陽、7位に高倉萌香と神7に3名を始めとして、全部で11名が名前を呼ばれました。昨年地元新潟で開催された総選挙の結果と比較すると、圧倒的ともいえる大躍進です。
特に荻野由佳の1位はだれも予想していなかったのではないでしょうか。もちろん今回はあくまでも速報という名の中間発表であって、最終的な結果はどうなるかわかりませんが、この時点で5万5千票という前代未聞の票を獲得した彼女は、最終結果でも選抜チーム行きが約束されている16位以内に入ることが確実視されています。
今回の発表の効果は非常に大きなものがあり、山新潟県知事は最終1位ならば県のキャンペーンに登用確定、トップでなくとも上位に入れば登用を検討すると記者会見で明言しましたし、速報の翌日は県内のローカル局はもちろんのこと、キー局のワイドショーなどでも一斉に報道され、その名と顔を全国に知らしめました。更には昨夜のオールナイトニッポンにも出演し、今後は雑誌媒体への露出が増えることも確実です。このことは彼女自身の知名度アップはもちろんですが、彼女の名前とともに必ずNGT48の名前が出ますので、グループの知名度も同時にアップするという効果に繋がっています。
これまでNGT48はグループのコンセプト通りに、県内のイベントを大切にする活動を通じて、県民への知名度を高めてきました。ただ、全国に対するアピールは今ひとつでした。ですので、ファーストシングルの「青春時計」発売にタイミングを合わせたかのようなこの総選挙の速報結果は、全国へのアピール効果として抜群なものがあり。荻野由佳本人としても、NGT48というグループとしても得難い最高の結果だったと思います。