今週は玄人受けしそうな濃い目のアーティストをピックアップしてくれました。
ハードロック・バンド、Led ZeppelinのボーカリストであったRobert Plantの2014年のアルバムから。民族音楽色の強いリズムセクションも好みですが、そこに乗っかった甘いヴォーカルも魅力的です。
1970年代にヒットを飛ばしたイギリスのGary Numanの今年発表された新作アルバムから。久しぶりに聴いた音はソリッドで明瞭なイメージを持っていました。
スウェーデンのEvergreyのTom Englundと、RedemptionのVikram Shankarがタッグを組み結成されたプロジェクト的バンドの昨年のアルバムから。Vikram Shankarの繊細なピアノにTom Englundの優しいヴォーカルが重なって実にメランコリックです。
オーストリアのギタリストBernthの今年のアルバムから。YouTuberとして、そしてギターの指導者としての側面も持っているようです。そのプレイはDjent系と思われますが、音に優しさを感じます。
セルビアのマルチインストゥルメンタリストで、ギターとピアノを専門としているDavid Maxim Micicは2015年のアルバムから。ミニマルミュージック的なギターの循環フレーズが気持ち良い。
Mike Portnoy, Dave LaRue, Casey McPherson, Neal Morse、Steve Morseというスーパーテクニシャン達によって結成されたアメリカのスーパー・バンドFlying Colorsの2019年のアルバムから。クラシックのエッセンスを感じさせてくれます。
アメリカ人ギタリストのJoe Satrianiは昨年のアルバムから。小気味よいリズムセクションに乗っかって、縦横無尽にギターが飛び跳ねています。ジャズ、フュージョン、ロックそれぞれのジャンルに意識せず等間隔を置いている感じです。
オーストラリア出身のギタリストPliniは昨年のシングルから。ややエキセントリックなギターのフレーズが印象的な短い曲です。