私をネギーに連れてって2023(12/2-3)ちょこっと解析 その1

私をネギーに連れてってII

ネギーのレポートは既に書いているのですが、もう少し細かな感想で書き漏らしていたことを追加しておきたいと思います。
私は貸し切りバスツアーで参加したのですが、ツアーは新潟駅南口から会場である苗場プリンスホテル往復のバス料金とプリンスホテルのツインルーム宿泊(夕食・朝食込み)料金がセットになったツアーで、2日間のライブチケットの料金は別になっていました。私はこのシステムが素晴らしいと思っています。コンサートのチケットは別売りで2日、3日の単日でも、2日間の通しでもOKということで、コンサートに日帰り参戦ということも可能なのです。費用的に一番高額を占める宿泊費がかからなければ通常のコンサートと同様の費用で参加が可能なのです。勿論、交通手段は自由。自家用車でも新幹線で越後湯沢で降りてバスまたはタクシーの利用でも良いのです。つまりネギーへの参加パターンの選択肢が非常に多いということなのです。運営側としては交通手段は別にして全員宿泊の通しイベントにした方が色々楽ですし、利益率も高くなるでしょう。それをせずに1日しか都合のつかないファンにも対応できるようにしたことが素晴らしいと思います。
そもそも2016年に始まったこの奇跡のようなイベントですが。いったいどのような経緯で開催するようになったのでしょうあか。確かなことは運営側が明らかにはしていませんが、私の方で勝手に想像してみました。
ネギーが開催される苗場プリンスホテルと付属のホールであるブリザーディウムでは、以前より冬期にユーミン松任谷由実)のコンサートが行われることで知られており、松任谷由実SURF&SNOW in Naebaというタイトルで、年明けの2月に開催されるのが44回目となるようです。基本的には単発公演となりますが全8公演開催されるようです。チケット付きの宿泊プランも用意されていますが、部屋のシングル利用は無いようです。コンサートは1400人の収容だったものが、コロナ渦からは600名ということで、Negiccoとほぼ同様な感じでしょうか。ユーミンの場合は完全にスキーシーズンのど真ん中なので、ホテル全体を貸し切りとはいかないようで、一般のスキー客も宿泊しているようですが、ネギーの凄いところはホテル全館完全貸し切りなので宿泊客がすべてNegicco関係者ということなのです。なぜそのようなことが可能なのかというと、ネギーの開催は11月末から12月初めの週末となっていて、苗場プリンスホテルのスキーシーズンの営業が始まっていないのです。そこでプレ営業というか、松任谷由実SURF&SNOW in Naebaのテストケースとして比較的廉価な利用料金でサービスを提供しようという意図のホテル側と、ファンとの繋がりをより強化したいというNegicco運営側の意図とが合致して、この奇跡のイベントが成立しているのではないでしょうか。
次回はもう少し掘り下げてみようと思います。