審判問題

 昨日の日記にも書きましたが、J2新潟川崎戦はイエロー11枚、レッド3枚が乱れ飛び、フリーキックも両チーム合せて53回と、結果だけを見ると荒れた試合に見えます。
ただ、実際には両軍が精一杯戦っていた試合を、主審経験の少ない審判がコントロールし損なって、カードを連発して大味な試合に演出してしまったということです。
問題は、J1の試合が行われていないこの時期になぜ、経験のある審判がJ2の試合で笛を吹いてくれないかということです。
新潟の反町監督も試合後の会見で、普段は1番から8番目までの実力の審判がJ1で笛を吹き、J2の試合で9番目以降の審判が笛を吹くのには何の不満もないが、J1の試合がない時期に、せめてJ2上位同士の試合のような大切な試合には優秀な審判を派遣してもらえないものか、という趣旨のお願いを何度かしたそうですが、その度に返ってくる答えは「審判を育成したい」という言葉だったそうです。
J2の試合も観客から入場料を徴収して試合を見せるプロの興行ではないでしょうか。
この辺にJ2のおかれた位置のようなものが感じられます。