野田社長にちょっと苦言を

今月号の「サイゾー」のインタビューで、あびる優の姉で野田社長の事務所に所属していたあびる愛についてふれていて、「正月のハワイ撮影会で仕事への姿勢がダメだったので、日本に戻ってクビにした」との発言がありました。社長にしてはこの発言は軽率のそしりを免れないでしょう。現在も事務所に所属しているタレントについて苦言を呈するならば構わないと思いますが、事務所を離れた個人に対し名前を挙げてクビにしたネガティブな理由を挙げてしまうのは、社長にしては軽率に過ぎなかったでしょうか。
折りしもタイミング悪く妹のあびる優の窃盗発言が問題となってしまい、あびる愛にとっては実に辛い状況が生じてしまったような気がしてなりません。彼女が今後芸能界に留まるにしても、一般社会に戻って働くにしても、妹の問題行動と野田社長の彼女に対する表立ったネガティブ評価がついてまわるのは大きなハンディになるのではないでしょうか。あびる優の問題でもそうでしたが、大人でありタレントの教育・監督をすべき立場の人間にはもう少しタレントに対する厳しさを含めた心配りが必要だと思います。普段からその辺を心得た行動を見せてくれている野田社長だけにちょっと残念でした。