Dr.コトー診療所2006 第6話

ひとりで悩みを抱える剛洋(富岡涼)でしたが、村人達はそんなことに頓着せず剛洋の学資を心配する。なにかと剛洋と比較され面白くない邦夫(春山幹介)は反発してタバコを吸ったりしていたが、腸閉塞を起こして倒れてしまう。手術中に麻酔の副作用から高熱を発してしまうトラブルがありましたが、コトー(吉岡秀隆)の落ち着いた処置と、ミナ(蒼井優)と和田(筧利夫)との絶妙なチームワークで無事に手術を終えることができました。診療所もいい感じになってきましたね。
それにしてもここ数週間の重さん(泉谷しげる)は格好良すぎです(もちろん漁協の皆んなも)。遂に剛利(時任三郎)の心を動かして島に戻すことに成功してしまいました。やはり剛利には海と漁船が似合います。そして剛洋も再び東京へ戻ることを決心し、彩佳(柴咲コウ)の乳癌以外は総じて良い方向に進んでいます(ゆかり(桜井幸子)の様子が気になりますが…)。
ただ、島民のそれぞれの暮らしに島民皆が係わっていることを素敵に思い、こんな生活であれば虐めや自殺なんてこともないだろうと考えながらも、一方で都会でこんなに厚い人間関係をと考えたら、きっと煩わしいと思ってしまう視聴者が多いのだろうなというあきらめにも似た気持ちが湧いてきます。