セクシーボイスアンドロボ 第1回

7色の声を操り、一度聞いた声は忘れることなく、雑踏のざわめきの中からでも聞き分けることができるという特殊能力を持つ女子中学生のニコこと二湖(大後寿々花)と、ロボットオタクの会社員ロボこと須藤(松山ケンイチ)がコンビを組み難事件に立ち向かう・・・。この少々ぶっ飛んだ設定で木皿泉脚本(残念ながらオリジナルではなく漫画原作ですが)となれば期待感は否が応でも高まります。3日分の記憶しか保つことが出来ない殺し屋・三日坊主(中村獅堂)と出会い仲良くなったニコ。彼女はロボの助けを借りて彼の仕事を止めようと頑張る。三日坊主の標的とされた妖しげな骨董屋の女主人真境名(浅丘ルリ子)が今後ふたりとどのような関係を持っていくのか興味津々です。大後寿々花のことはほとんど知りませんでしたが、まだ13歳ながらも劇団ひまわり出身で女優としての経験を着々と積んできている期待の人材なようですね。彼女の演技のおかげで、奇抜な設定であっても普通にしっかりとしたドラマに仕上がっていました。来週以降の継続試聴決定です。でも普通にパンツをチラ見せして走る姿を見せるまでサービスする必要はありませんから。
セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI)