バンビーノ 最終回

パスタアシスタントの仕事が充実していて毎日が楽しい省吾(松本潤)が、バッカナーレのオーナー鉄幹(市村正親)からイタリアでの修行時代の話を聞いた数日後、鉄幹は店を辞めて遠藤(山本圭)と共に修行の旅に出てしまう。バッカナーレは美幸(内田有紀)たちが中心となって営業を続けていくことになった。幼少時に父を亡くし遠藤、そして鉄幹のことを父親のように感じていた省吾はショックを隠せないものの、バッカナーレのために頑張ると宣言するが、香取(佐藤隆太)からは店を移ることを考えていると聞かされる。そんな香取の考え方が納得できない省吾は、自分のイタリアへ行きたいという気持ちさえ封印しようとするが、鉄幹に聞かされた話を思い出しイタリア修行にチャレンジすることを決める。目標が定まった省吾の行動力は凄まじく、遂にはイタリアの受け入れ先のレストランを自力で見つけてしまう。店を移った香取を追うかのようにバッカナーレを去ることになった省吾でしたが、バッカナーレを卒業するものの儀式としてバッカナーレのフルコースをご馳走になる。仲間が心を込めて作ってくれたバッカナーレの味を心に刻み込んで店を旅立つ省吾の未来に幸あれ。
春ドラマ唯一の直球勝負ものともいえるこのドラマらしく、ラストもど真ん中のストレート勝負で実に清々しいものでした。変化球の多い最近のドラマですが、こんな感じのドラマが1本くらいあっても悪くはないですね。