先週はHDDレコーダーのトラブルで録画に失敗して見ることができませんでした。今回は教育機関(高校)で起こった事件に絡んでマスコミによるメディア・スクラムや報道被害への対応がテーマのようですが、まあNHKであればこそのテーマという気がします。ただ、メディア・スクラムの描き方が中途半端だったのが残念。犯人視された少年が釈放される際に記者が詰め掛けないことなんてありえません。このテーマをわずか一回で描こうとするのは無理があり過ぎと思っていたら次週に続くんですね。以前新聞記者であった徳永(渡哲也)が経験を生かしてこの事件を担当することになるのですが、弁護士として新人であるとはいっても新聞記者としての経験を生かしたフットワークを見せられないもどかしさを感じます。展開は急なうえに余り救いのある方向に向かってはいないのが残念で、今回のエンディングの状況からいっても次週はさらに重苦しくなりそうです。