CHANGE 第6回(月曜夜放送分)

総理の承認を待つばかりの補正予算案を吟味した啓太(木村拓哉)は、公共事業ばら撒きを優先した予算案に納得せず小児科医療対策を優先するよう指示します。啓太が思うように動かぬことに神林(寺尾聡)は困惑し怒りを抑えることが出来なくなりつつあります。反対する大臣の罷免をちらつかせて閣議を強気で押し切った啓太でしたが、議会に与党議員が欠席するという妨害に対抗して、小児科医療対策で意見を同じくする野党革進党の野呂代表(高橋英樹)の協力を取り付けるという大技を繰り出すのでした。神林は怒りを抑えきれずに朝倉政権の総辞職に動きます。
総理が国民の目線に立って政治を行なうことは痛快なのですが、場当たり的な戦術だけで戦略が見えてこないのは厳しい。秘書官や党の重鎮の中から味方が増えていくのは心強いものの、政権そのものが磐石なものにはならないと思われるので心配です。それとドラマの監修を元小泉総理の秘書官であった飯島勲がやっていることを知りました。彼が監修をしているというだけでドラマの内容に胡散臭さが生じてしまいますが、神林側の行動の監修ということであれば納得ができそうです。