コードブルー 第5回(先週木曜夜放送分)

先輩医師三井(りょう)の医療ミス訴訟の問題がおこる中、爆発事故による現場に急行した藍沢(山下智久)、白石(新垣結衣)、緋山(戸田恵梨香)は大量の負傷者に、手の施しようのない重傷者を見捨てなければならない現場の厳しさに直面します。また、藍沢と白石は鉄筋が身体を貫通し現場から動かせない負傷者の開胸手術を、電話による黒田(柳葉敏郎)の指示を仰ぎながら行ない、現場から搬送できるよう鉄筋から身体を抜き取ることに成功します。先週ドクターヘリ登場失格を宣告された藤川(浅利洋介)は現場に立たせられない屈辱に耐えて裏方仕事に励みます。
海外の医療ドラマを手本にしたこのドラマでも、独特の間というものが演出されるのが日本のドラマらしさでしょう。海外ドラマではリアルタイムに近い形で時間が進んでいくのですが、このドラマでの時間は時々演出により伸縮します。動作の流れの中に心象表現としての間が入るわけです。アニメではもっと極端ですが、ドラマの演出でも結構使われるのは日本人に受け入れられやすい表現方法だからでしょうね。おかげで海外ドラマの単なるコピーではなくなっているわけですね。