表紙・巻頭はAKB48から選抜されたチームPB(大島優子、渡辺麻友、前田敦子、松井珠理菜、小嶋陽菜)、巻末はチームYJ(柏木由紀、宮澤佐江、高城亜樹、仁藤萌乃、宮崎美穂、多田愛佳、前田亜美)。AKB48のグラビア隊としてそれぞれが水準以上のレベルを確保していますが、ユニットとして活動するのは個々の良さを消してしまうのではないかと心配です。
伊藤えみがグラビアとしては実質の巻頭という貫禄を見せてくれます。過度な演出の必要はありませんが宣材写真のようなカットだけでは面白味に欠けてしまいます。少々表情の硬さが感じられますが、それが淫靡に傾き過ぎずに爽やかさを残したエロスを表現しています。
熊田曜子のボディーはいまだに奇跡の水準を維持していますが、ビジュアル的には不安定さを隠せなくなってきました。掲載用カット選択の際に読者の立場に立ったカット選択が行なわれないのであれば、いよいよ後進に後を譲る時期がやってきたということなのかもしれません。