アルビレックス新潟 0−2 浦和レッズ

先週の大宮戦に引き続き現地参戦してきました。試合結果は負けですし、勝ち点は1点も上乗せすることは出来ませんでしたが、絶望的だった大宮戦と較べれば、雲間に光が射したかのような印象の試合運びでした。大宮戦では全く見られなかった前線からのプレスがしっかりと実行されていましたし、守備では千葉が完全にエジミウソンを抑えこむことに成功していましたし、東口のGKも安定してきました。後半半ば過ぎになってプレスが緩くなり、ラインが下がり始めたなと感じたとたんに2失点してしまいましたが、守備そのものに破綻が生じているとは感じられません。問題は攻撃陣でしょう。チャンスメイクまでは行くのですが、その次の選択がペナルティエリアへの突入やシュートではなく、横パスや切り替えの繰り返しというのでは点を取れるわけがありません。チョ・ヨンチョルも自分のよさが素早いドリブルからの突破であることを忘れてしまったかのようですし、田中亜土夢は試合感そのものが戻ってきていないような動きっぷりでした。ここに至ってアルビに必要なのはどんな形でもいいので得点でしょう。