アルビレックス新潟 1−0 ヴィッセル神戸

今年初めてのビッグスワンでの観戦でしたが消化不良な試合内容。おそらく今期4戦の中で最悪のでといっていい試合展開でしたが、それでも無失点で勝ち点3を得て今期負けなしという結果は評価できます。
今日の試合では中盤が不安定で、ボールをなかなか前線へ出すことが出来ず、ボールを足元で奪われたり、繋ぎのパスをインターセプトされるシーンが目立ちました。ミシェウも神戸のDFに体を預けられると自由が利かず、ボールを失うシーンが増えるようになりました。前節までは高速の攻撃が目立った左サイドも躍動感がいまひとつ感じられません。チョ・ヨンチョルは前後半で1本ずつPKを獲得しますが、前半のPKは神戸のGK徳重が好セーブ。後半のPKは枠外へ飛ばしてしまい決めきれません。
後半戦は試合が硬直気味で面白味に欠ける展開になりつつありましたが、黒崎監督が動いて木暮に替えて川又を投入したことで試合が動きます。29分に右サイドのスローインからチョ・ヨンチョルがヒールで繋ぎ、ブルーノ・ロペスがダイレクトボレーで決めて先制。素晴らしいゴールでロペスは3得点目。彼は前線からの守備もしっかりしますし今年もアルビは当たり外人を引いたようです。その後、前記のようにヨンチョルのPK外しがあって追加点はならなかったものの、しっかりと守りきって完封し今期ホーム初勝利となりました。成績の方も2勝2分けの勝ち点8で4位をキープです。試合内容が悪いながらも負けずに勝ち点を獲得し積み重ねていくのが今年のアルビの良さといえるかもしれません。