せっかくの美談が・・・

今回の大地震では海外からも多数の救助隊が来日し、被災者の救助と救援に大きな力を発揮してくださり大変感謝しています。活動期間も長期にわたり、また福島第一原発の事故による放射能もれの影響もあったのか、ある国のレスキュー隊が現地から本県に移動し待機中です。長い間緊張感に晒されてきた隊員の皆さんには、心身ともにリフレッシュしていただきたいと思うのですが、残念ながらリフレッシュの意味を履き違えてしまった方がいらっしゃった模様です。
昨夜から市内中心部の店で飲んでいた隊員の方が、店で相手をしてくれた女の子が気に入ったのか、いつまでも自分の下から放そうとせず、しまいには嫌がる女の子を羽交い絞めする暴挙に及んでしまいました。心配した店のスタッフが隙を見て呼んでおいたタクシーに女の子たちを押し込んで帰すことに成功しましたが、女の子たちはもう半べそ状態だったそうです。もちろん件の外人さんはあくまでも自称”レスキュー隊員”(私服でしたので)ということですので、真偽の程は確かではありませんが、もし事実だとすれば、僅か1名の隊員の行動の為にレスキュー隊そのものの品位が疑われてしまうのは残念です。
ちなみにレスキュー隊員の皆さんが町に繰り出してアルコールを摂取すること自体にはなんら問題はないと思っています。極度の緊張感と責任感の下で長時間のストレスに晒された彼らにとって、心身をリフレッシュさせることは大切なことです。再度現地へ投入されるようなことがあれば、彼らの経験と装備は被災者のために大いに役立てられるものだからです。そんな彼らだからこそ誇りの方も大切にしていただきたいと思っているのです。