少しイラッときた。

書店でアサヒグラフサンデー毎日増刊の震災特集号を見かけた。一瞬イラッときた。何でこのタイミングでという疑問と、少なくとも販売益を義援金に回す等の意思表明も見られず、この時点で発行する意義が全く感じられません。報道のチャネルが増え国民がニュースに接する機械の大幅に増した現在、昔のグラフ誌のような速報性が求められることもなく、甲子園出場校の地元で発行されるようなメモリアル的な要素は当然の如くありません。事態がある程度落ち着いた段階で、今回の震災を検証する意味で発行されるならばまだしも、見るからに拙速な記事内容で発行されるのはいかがなものかと思います。流通システムが崩壊しているために、震災の現地で書店店頭に並ぶことが無さそうなことだけが救いです。