アルビレックス新潟 1−2 サンフレッチェ広島

2013年シーズンのホーム開幕戦は、昨年度の覇者広島を迎えうちました。今日もハイプレスを行うアルビがセカンドボールを拾う割合が多く、広島陣内でボールが動く時間が長くはなりますが、決定的なシュートシーンまでは見られません。一方の広島はカウンターからの攻めでアルビ守備陣のファウルを誘い、FKから攻めますがシュートはゴールの上へ抜けてしまいます。アルビも前線でボールを奪うと亜土夢がシュートしますがGKに弾かれてしまいました。そのカウンターでの広島の攻めに対して、接触プレーの藤田が2枚目のイエローを貰ってしまい退場。前半半ばから一人少ない試合運びを強いられてしまうアルビでした。
23分には田中達也を下げて菊地を投入。B・ロペスのワントップに変更。アルビが力攻めしなくなったために余裕の出来た広島の攻めが目立つようになります。それでもアルビ側は落ち着いたプレーぶりも見せ、広島も意外に慎重な攻めっぷり。お互いに決定的なチャンスの無いまま前半を終了します。
後半早々の広島の猛攻で決定的な場面を迎えますが、アルビがかろうじてディフェンス。続いてのFK、CKもしのぎます。直後のチャンスは亜土夢が足を振りぬくことが出来ず残念でした。後半13分に広島が清水に代えて石川を投入。するとすぐに広島がシュートチャンスを迎えますが、ヘディングはゴールの上。成岡が上手いターンで攻め上がることで得た亜土夢のFKは枠を捉えていましたが、広島のDFに当たってしまいます。後半21分には足を痛めた大井に代わって浦和から期限付き移籍の濱田が投入されました。そして29分に広島の佐藤寿人が野津田と交代した直後のCKから石原のゴールで広島が先制。遂に均衡が崩れました。しかしアルビも36分の亜土夢のCKから逆襲。キム・クナンの高いヘディングが決まって同点。ところが直後の39分にFKからの攻撃で広島が追加点を入れアルビを突き放します。42分には成岡に代わって鈴木武蔵が入り猛攻を仕掛けますが、5分のロスタイムを使い切って悔しい2連敗となってしまいました。
惜しい試合をしていますが、勝ち点を得ることが出来ないのは残念。次節こそ勝ち点を期待したいと思います。