週刊プレイボーイ No.30

表紙・巻頭は板野友美。確かに人目を惹くビジュアルではありますが、表情のバリエーションのなさが致命的に魅力を削いでいます。映像よりもグラビアの方が欠点としてはっきりと表れてしまっています。ギャル風のアイメイクは表情づくりには向いていなのではないでしょうか。
剛力彩芽はハイティーン向けの女性誌モデルとして、その中性的魅力を発揮したグラビアを見せてくれましたが、それが男性にアピールするものかといえば疑問です。
今回も3番手の佐山彩香にしてようやくグラビア系の登場。彼女のボディが持つポテンシャルは垣間見せてくれましたが、グラビア系ではない前の二人をねじ伏せるようなパワーがグラビアからは感じられません。せっかく与えられた掲載機会を生かせないのは、カメラマンの責任かもしれませんが残念。
小林さりもモデル系ですが、グラビア系に近い雰囲気を持っています。彼女の掲載ページが3ページだけだったのは残念。もう少しいろいろなカットを見て判断したかった。
センターグラビアの梅宮万紗子が今号の白眉。このグラビアを表紙・巻頭に持ってこれないとは、グラビア系雑誌の看板を下ろす必要があるかもしれません。ビジュアル、スタイルバランス、妖艶さの三拍子がそろったグラビアなどめったに見られるものではありません。眼福ものでした。
梅宮万紗子を見た後では巻末の菊地あやかを評価するのはかわいそうというもの。まるでフィールドに違うグラビアを見ているような印象です。まあAKB48枠ですから納得ではありますが・・・。