最近のNegiccoのパフォーマンスについて等

現場にほとんど参戦していない書斎派の私が言ったとしてもなんの重みもありませんが、12/2の新曲リリースに向けて色々と書き連ねてきた流れもありますので、大目に見ていただきながら続けていきたいと思います。
まずは最近のNegiccoのライブパフォーマンスについて。最近の彼女たちのパフォーマンスではMCを省略してショートヴァージョンを織り交ぜながら、できるだけ多くの曲を聴かせようと突っ走る傾向が見受けられます。本日の法政大学の学祭で全てショートヴァージョンによる25分間で7曲を披露するパフォーマンスなどはまさにその最たるものでしょう。先日の代官山ユニットワンマン初日におけるMCなしのパフォーマンスもファンを驚かせました。
新曲の発売をわずか一ヶ月後に控えて告知もないのは不味いのではないかという意見もありますが、彼女たちがライブパフォーマンスのコンセプトをMC無しというストロングスタイルに決めたというのであれば、それを尊重したいと思います。このスタイルは複数のアイドルが登場するフェススタイルのイベントではインパクト抜群で、観客の印象に残るものであることは間違いありません。ですから、そのパフォーマンス自体に異論はないのですが、告知の手法としては物足りなすぎてファンに不安を与えているのも確かです。
特にNegiccoのファン歴が短い方や、Negiccoの曲を初めて聴くという方にとってはいささか不親切だとも言えるでしょう。今聴いて気に入ったとしても曲名がわからないのではネットなどでも検索すらできません。新曲発売が間近な今は新規顧客としてのこの辺りの層への浸透が不可欠です。ステージ上でのパフォーマンスを変えないのであれば、ほかの方法でセトリも含めて告知を行う方法を模索すべきでしょう。
例えば、イベント終了後にセットリスト及び告知の記載されたプリントを配布することは可能でしょうか。RYUTistのホームライブでも同様にセットリストのプリントが毎回配布されていますが、今回提案するプリントではセットリストには曲名だけでなく、メンバーによる曲へのコメントを載せることにより曲への理解を深めることを狙います。また、コメント部分をメンバーの手書きにすればファンのコレクターズアイテム的な効果も狙えるでしょう。もちろんセットリストだけでなく、新曲の告知をメインに、直近のイベントの案内なども掲載すればよりベターでしょう。
イベント後の印刷物配布が認められない会場もあるでしょう。直接配布が不可能ならば出口付近に積んで持って行ってもらったり、オフィシャルサイトに掲載するという方法もいいでしょう(こちらは配布の可不可にかかわらず実行すべき)。次回もオリコントップテンを目指すのならば、とにかく新規顧客獲得の機会損失は避けなければなりません。
次に、Negiccoのパフォーマンスとは直接の関係はありませんが、本日になってパラ(@Luckypara)さんが署名の提案(キャンペーン · Negiccoリキッドルームワンマンでの女性限定エリア設置を求めます。 · Change.org)をされている「ワンマンの会場における女性限定エリア(幼い子連れ親子も含めるべきかも)設置」の問題について。
昨日の代官山ユニットで1月の恵比寿リキッドルーム2Daysが発表されたように、今後ますます単独でのライブ会場は規模が大きくなっていくものと考えられます。ネギオタの行儀良さや、ご新規さんへの優しい対応は有名ですが、ライブに集まるファンの数が増えるに従って、そうでない客もまた一定の数現れるということも否定できない現実かと思います。
また、Negiccoが「圧倒的なスタイル」をセットリストに載せる場合には、ラインダンスの列ができるというファン行動が必須ですが、女性客や一部の男性の方の中にも隣のファンと肩を組んでラインダンスを踊るという行為を忌避される方もいらっしゃるでしょう。そのようなことを考慮すれば、「ワンマンの会場における女性限定エリア(幼い子連れ親子も含めるべきかも)設置」は運営側が十分考慮すべき内容かと思います。ラインダンスは大多数のファンに肯定され、喜ばれるものだとは思いますが、それが苦痛(とまではいかなくとも苦手)となる方々がおられるのも事実です。今後更に女性ファンを獲得していくことが求められるNegiccoのライブ会場(客席のない場合)には必要不可欠なエリアになると思うのですがいかがでしょう。現在1割程度しかいない女性ファンの割合を増やすことが武道館への道にも繋がることを考えれば、運営側にはぜひ実行していただきたいことです。
異論・反論あって当然かと思います。そんな場合はどうかコメントをお願いしたいと思います。