全国ツアーがスタートしたNegiccoのライブのレポートを読んで感じること。

先週土曜日の千葉を最初に全国ツアーをスタートしたNegiccoですが、基本的に在宅書斎派のネギヲタなので、ツアー参戦は千秋楽の新潟県民会館のみ。さらには今年に入って未だにNegiccoの現場に出向いていないというネギヲタの風上にも置けない存在なのですが、千葉とさいたまのライブレポートを見て気になったことがいくつかあります。
どちらの会場もチケットはソールドアウトということで会場はぎゅうぎゅうに詰まった状態。その状態で千葉LOOKはステージの高さが15〜20センチぐらい。かなり前の方に位置した人間以外は3人の姿を見ることなくライブの音に身を委ねることになったようです。HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3の方はステージが高かったので入れば見られる環境だったようですが、開演後も前に詰めてという声がかかるほどの詰めすぎ感があったようです。
ライブハウスがソールドアウトで超満員というのは会場側からすれば嬉しいことだとは思いますが、Negiccoの新規のファン、特に女性にとっては嬉しいことではないかもしれません。Negiccoの現場は優しくて温かいという評判を聞いていた方が、イメージしていた現場と違う印象を受けたのではないかと心配してしまうのです。入場は出来ても物販やドリンクコーナーにもたどり着けない状態だったり、ラインダンスすら困難な密集状態は特にライブハウスの経験が少ない女性にとってはキツイ環境だったのではないでしょうか。幸いにもNegiccoの現場ということで、殺伐とした雰囲気となることもなく、嫌悪感まで抱かれることはなかったかもしれませんが、男性の方の中にも箱の環境に苦言を呈している方がおられるので、以前も話題になった女性専用エリアも含めて、これからのツアー現場での箱の環境の改善の努力は必要かと思います。箱のキャパシティの問題は手の入れようはないでしょうが、環境の改善は努力できることだと思います。
続いて、千葉とさいたまでセットリストの内容が違っていた件について。私もかえぽと同様に全国ツアーなどではセットリストを変更しないものだという認識を持っていませんでした。ただ、これは慣習に逆らうようですが、会場によってセットリストが変わっても構わないと思います。彼女たちが毎回組んでくるセットリストには意味が込められています。私はそちらの方を大切にしたいと思います。曲数が1〜2曲違っていても構わないではないですか。まあ、最新曲の「光のシュプール」がセットリストから外されるのはどうなんだろうとは思ってしまいますが…。全国ツアーが昔からのファンに向けた閉じられたものではなく、新規のファンを開拓する意味も込めたものであるならば、新規ファンのことを考慮した上でのセットリストを毎回工夫してもらえれば一番です。
ツアー千秋楽の新潟県民会館が私の今年の初現場になりそうですが、全国を巡るツアーでさらに成長して地元に凱旋するNegiccoの姿に感動できそうです。そして当日(5月5日)は何よりも私の55歳の誕生日ということで、最高の誕生日プレゼントを頂けるものと、今から楽しみにしています。