Negiccoニューシングル「光のシュプール」発売ドキュメント その1


これからNegiccoの新譜発売からオリコンの順位発表までの動きを追いかけて、私の感想を含めて書き留めていこうと思います。
14日に新譜の情報とMVが公開されましたが、曲の出来についてはTLでは絶賛が多く、2ちゃんねるでは疑問視する意見も半分位認められるという状況。これは今までの新譜発表時でも同様の状況だったので気にすることはないかと。個人的な印象としては、タイトル曲が久しぶりのconnieさんの手による曲となったことが素直に嬉しいですし、connie節の炸裂した安定の仕上がりのウインターソング。本当にクリスマス関係のCMとタイアップできれば冬の定番にもなりうる曲だと思います。だからこそその努力が運営側に求められるのですが、今のところその動きはないのが残念。ロッテとのコラボ企画が進行しているので、そこから発展してくれるのならば嬉しいのですが。このままだとNegiccoらしい良い曲といういつも通りの評価だけで終わってしまいます。この曲をブレイクさせるための起爆剤が是非とも望まれます。
もうひとつの心配事がタワレコオンラインのミュージックカード取扱終了について。本日(16日)10時現在の情報でタワレコオンラインを覗くと完全生産限定版のミュージックカードが4種類とも取扱終了と表示されています。完全生産限定ということなので在庫がなくなったということは生産分をすべて売り切ったということか、タワレコオンラインとリリイベでの販売限定の商品なので、リリイベでの販売分を残しておくために、在庫に限りがあったということでしょうか。オリコンTOP10を狙うためのブースターとして取り入れたミュージックカードですから、完全限定であってもかなりの枚数の用意があったものと考えられますので、それが売り切れてしまったという喜ばしい前向きな考えで良いということなのでしょうか。
前作の時から思っていることなのですが、Negiccoの曲をTOP10に入れたいという嶺脇社長の思いとタワレコの現場の思いが上手くリンクしていないのではないでしょうか。すべての店舗を確認したわけでもない私が断言することはできませんが、リリイベ週でも店舗においての新譜の陳列の熱気にかなりの差があるようですし、店舗によってはCDが枯渇してしまうという情けない状況もあったように思います。嶺脇社長と現場の熱量の差の開きがある店舗があるのは事実でしょう。さいわいリリース週まではまだ時間がありますので、嶺脇社長にもできることはたくさんあるでしょうし、ぜひ行動に移して欲しいと思います。もちろんミュージックカードの増産の決断もお願いしたいと思います。タワレコの店舗が日本全国を網羅しているわけではありませんし、リリースイベントが全国で開催されるわけでもありません。そこから漏れた消費者がNegiccoのミュージックカードを購入する手段はタワレコオンラインしかありません。発売前からそれが枯渇してしまう事態は異常としか言えないでしょう。どうやら週明けから取り扱い再開するようですが、その情報も表示されていませんし、何よりもタイトルがまだ未定になっているのが情けないです。Negiccoの新譜を購入しようという消費者の意思が反映されないようでは折角のチャンスを棒に振ってしまうことにもなりかねません。潜在顧客であった方が改めてタワレコオンラインを訪問してくれるという保証はどこにもありません。そこで機会を失ってしまった1枚1枚の販売が、結果としてオリコンのランクに反映されてしまうことの意味の大きさをタワレコ側には理解して欲しいと思います。こんなことは流通の専門家には釈迦に説法だとは思うのですが、Negiccoの新譜発売についてはいつもいつも「?」となってしまうことが多いのです。
Youtubeで公開されたMVが初日で視聴数1万件を超えたとのこと。市場の流れは確実に上げ潮なのですから、その潮を逃さないようにしていただきたいと思います。前回のようにネギオタさんたちにだけ負担増を強いて消耗させてしまうことが前提のマーケティングにだけ頼ることは間違ってもしていただきたくありません。ネギヲタさんたちが笑顔で知らず知らずのうちに積んでいるという流れに持っていくマーケティングの工夫を期待したいものです。