Negicco次なる飛躍へ向けて。(提案編その8「歌唱等」)

Negiccoのパフォーマンスの根幹はやはり歌になるでしょう。この項目も完全なる主観によるものになるので、納得のいかない方も多いかもしれませんが、一つの意見ということで暖かく大目に見てもらえればありがたいです。
歌のパフォーマンスについてはメンバーひとりひとりに分けて述べていきたいと思います。まずはかえぽ(Kaede)から。これは全くの個人的な感想なのですが、かえぽの歌声は彼女の喉などにトラブルがなく、持っている歌唱力を普通に発揮できれば、アイドル界では唯一無二の声質で無双と言ってもいいほどのものであると思っています。その為にも彼女の一番の弱点とも言える声の裏返りと、歌い出しの声量の小ささの改善は必須です。ライブレポートなどを読むと、基本的にネギヲタの皆さんは彼女の声のトラブルには寛容ですが、Negiccoの今後の成長を考えると、トラブルのない歌唱を常にパフォーマンスできるよう、喉とメンタルを常に最良の状態に保つ努力が必要です。もちろん、彼女もボイトレを受けるなどして歌唱の安定度を高めるよう努力しており、その効果も十分に現れるようになってきましたが、これからはその高い水準でのパフォーマンスを常に発揮させるようにしなければなりません。これからより高い段階にレベルアップして行こうとしているNegiccoにとって、ライブ、フェス、テレビ出演のいずれの場面でも常に最高のパフォーマンスを見せなければなりません。
この条件はぽんちゃ(Megu)も同様です。彼女の場合はメンバーの中では最も音程が不安定になることが目立ちます。特に疲労がたまってくると声への影響が大きいようです。さらに風邪などで喉を痛めるということもメンバーでは一番多いように感じられます。つまり彼女の場合は体調の管理が最も大切だということです。今後は今まで以上にスケジュールがきつく、体調のコントロールはより難しさを増していきます。それを乗り越えて彼女の歌声の一番の武器である伸びやかで可愛らしさ満点の高音を聴かせて欲しいと思います。
Nao✩ちゃんのパフォーマンスはメンバーの中で一番安定していて、尚且つ過去一度たりともライブを休んだことがないというように体調管理もしっかりしています。ただ、完璧かというとそうではなく、場合によってはキーが安定しないことがあるようです。特に前半などに頑張りすぎたような時の後半、疲れが出てくるような時間帯になると、いつもではありませんがキーがふらつくようなことがあるように感じます。Negiccoのライブはワンマンであっても極端に長時間のパフォーマンスになるわけではありません。現在よりももう少しだけ体力をつけるような努力があれば大丈夫だと思います。そして今後レベルアップしていくのに伴ってメンタル面も強化していく必要はあると思います。ライブ会場でのファンやメディアを通してのファンに気持ちのムラを感じさせてはなりません。
彼女たちのコンディションが安定している時のパフォーマンスが神懸っていることは、数々のライブレポートが物語ってくれています。彼女たちの素敵な歌声が重なった、見事なまでの三声ハーモニーが私たちに聴かせてくれるNegiccoという素晴らしいパフォーマンスは、まだまだより高みへと登っていく過程にあり、その頂上は見果てぬ彼方にあります。そこまで一歩一歩登りつめていこうとするNegiccoの成長し続ける歌声をこれからも楽しみにしていきたいと思います。