NEGI祭 〜2015忘年会〜 supported by サトウ食品@りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・コンサートホール(12/26)

ライヴの後でネギヲタによる飲み会に参加するので、列車とバスで移動したのですが、会場最寄りのバス停に向かうために乗ったバスがNGT48のラッピングバスという、喜んでいいのか悲しんでいいのかわかりませんでした。(ちなみに帰りもこのラッピングバスに乗るハメに)りゅーとぴあに到着してすぐに有志によって花を出す企画の参加料を支払い、その横に位置してロビーを眺めていたのですが、この日はNegiccoのワンマンではなくスリーマンだったためか、三世代でこられている方が見受けられず、高齢の方の数も少なかったように思われます。物販の列かと思ってみていた長蛇の列はCD物販の列で、1000円に一枚くじが付いていてNegicco関連アイテムのプレゼントがあるためだそうですが、とんでもない長さになっていました。それでは通常の物販の方は…と前の方に行ってみると、なんと列がありません。並ばずに買えてしまいます。ということでネギパーカーの新作を購入しました。開場後はチケットで指定されている3階席へ向かいます。ぽんちゃサイドを斜めに見下ろす感じの席で、前の席とかなり段差があって案外見やすい感じでした。
忘年会のスタートは法被を着たNegiccoの3人とスポンサーのサトウ食品さんによる餅つきから。杵の重さに戸惑いながら餅をつく3人。つきあがった餅は鏡餅にするそうです。そしてなぜかこの段階で三本締め。この緩さがNegiccoです。
 
ライヴの一番手はNONA REEVES

01. Love Together
02. 夢の恋人
03. Dj! Dj! 〜とどかぬ想い〜
MC
04. ときめきのヘッドライナー (NONA REEVESNegiccoコラボ)
05. ラヴ・アライヴ
MC
06. メモリーズ 〜ひと夏の記憶〜
MC
07. HIPPOPOTAMUS

私はNONA REEVESをあまり知らないのですが、この日のセットリストは会場を煽り、観客に一緒に声を出させるものが多かったですね。西寺郷太さんがいろいろな形で観客を煽ってくれたおかげで、会場の気持ちも程よく暖められたようでした。Negiccoとのコラボは「ときめきのヘッドライナー 」、いつもはぽんちゃによるコール「準備はいいか〜!}を他の2人もやらされていたのが良かったですね。
 
続いて田島貴男さん。

01. Winter's Tale
02. 月の裏で会いましょう
MC
03. ラヴァーマン
MC
04. ウイスキーが、お好きでしょ
MC
05. クリームソーダLove(田島貴男カバーVer.)
06. 光のシュプール (田島貴男Negiccoコラボ)
MC
07. 朝日のあたる道
08. フリーライド

田島貴男さんというかオリジナル・ラブも知っている曲は少ないのですが、ギター一本でステージに立って歌い上げ、観客を煽りまくるテンション貴男さんは素敵でした。クリームソーダLoveをカバーして歌われたのには驚きましたが、さすがにセリフの部分は恥ずかしかったようで、観客に振って歌わせていました。Negiccoとのコラボは「光のシュプール」でした。
 
トリは主催者のNegicco。舞台に椅子や楽譜台が並べられ、ストリングスと管楽器、ピアノが加わることがわかりました。

01. 自由に
02. パーティーについて。
MC
03. 愛のタワー・オブ・ラヴ
04. クリームソーダLove
MC
05. For a long time
06. 恋のEXPRESS TRAIN
07. おやすみ
MC
08. カナールの窓辺
MC
09. 圧倒的なスタイル-NEGiBAND ver.-
10. ネガティヴ・ガールズ!
11. さよならMusic
12. トリプル!WONDERLAND
13. ねえバーディア
Enc.
14. 接吻 kiss (NegiccoNONA REEVES田島貴男コラボ)
15. サンシャイン日本海 (NegiccoNONA REEVES田島貴男コラボ)

「自由に」でスタート。最近のライヴでは恒例となったセリフのアレンジがあって盛り上がります。最初からストリングスが加わっていたのですが、これがドンピシャ嵌ります。県民会館では後方までよく聞こえなかったストリングスが、元々クラシック向けに作られているこの会場では見事に響き渡ります。特に「愛のタワーオブ・ラブ」は見事な進化形となっていて、発表当時とはまた別な衝撃を与えてくれました。西寺郷太さんも袖で満足そうに見ていたのではないでしょうか。
さらに長谷泰宏(ユメトコスメ)さんのピアノも加わった「恋のEXPRESS TRAIN」は白眉の出来。Negiccoの楽曲はアレンジが加えられることによって進化し、新たなヴァージョンとしてその存在感を増す曲が多いように思います。「恋のEXPRESS TRAIN」はその最も成功した形で、究極のウィンターソングに仕上がりました。ぜひこのヴァージョンでCDを出して欲しいくらいです。もちろん「おやすみ」も見事。「カナールの窓辺」に至っては発売当日なのに既に進化形となって披露。これがまた素敵でした。間奏部分の生のホーンはもう最高です。
後半のスタートで「圧倒的なスタイル-NEGiBAND ver.-」を投入する余裕を見せるほど、今のNegiccoには良曲が目白押しなんです。3階席なの横の方とアイコンタクトをしてラインダンスは控えました。バランスを崩して転落でもしてはライヴが台無しになってしまいます。それでもこの会場では禁止されているスタンディングオベーション以外での立ち上がり行為を行なってしまい、全力でネギライトを振ってコールさせていただきました。その後も会場と一体化して盛り上がる曲の連続で一旦終了となりました。
もちろん満場のアンコールに応えて再登場。ここで「2016年セカンドツアー」の告知。バンド編成で初日が新潟LOTS、最終日が中野サンプラザであることを淡々と発表。このあっさりとした発表がセカンドツアーさえも来年の単なるステップの一つで通過点に過ぎないと、その先への期待感を感じさせてくれました。
そしてNONA REEVESと、田島貴男さんが再びステージへ登場し、なんとNegicco+田島貴男+NONA REEVESで「接吻 Kiss」を披露。すごいものを見て聴くことができました。ここからはテンション貴男に変身した田島さんの独壇場。盛り上げるだけ盛り上げ、煽るだけ煽ってからの「サンシャイン日本海」は実にエモかったです。
アンコール後は全員で手を繋いでお辞儀。Negiccoが最後に残って終わりの挨拶。
本当に素敵な忘年会でした。
もちろんこのあとにはもうひとつ素敵な多数のネギヲタによる恒例の飲み会が待っていたのですが、こちらの方のレポートは心の中でのみとさせていただきます。