新潟のアイドル雑感 その21

先日の日曜日、「RYUTist HOME LIVE #169」にてわっかーこと大石若奈さんが4/17のHOME LIVEを以て卒業することを発表しました。事前に運営より、ライブ終了後の特典会を行わないこと、MC中の撮影禁止という案内があったため、何かがあるとは予想されていましたが、こういった場合にお決まりのようになった「大切なお知らせ」という言葉がなかったために、わっかーの卒業発表を予想出来た方はほとんどおられなかったようで、発表直後は声もなしという状態だったようです。
彼女にはもうひとつの夢があり、その夢を叶えるためには学業に割く時間・力を増やさなければならず、RYUTistとしての活動を一番に考えることができなくなるので、卒業を決意したとのこと。リーダーの佐藤乃々子(のんの)さんも今春専門学校を卒業しましたが、就職の道を選ばずにRYUTistとしての活動に専念することを決意した(RYUTist卒業という道を選択しなかった)ようですし、五十嵐夢羽(むうたん)さんも志望高校に合格してファンもひと安心したタイミングだっただけに衝撃的だったようです。もちろん卒業を選択したわっかー本人の意思は尊重されなければいけませんし、是非夢を実現してもらいたいと思います。
一方でRYUTistは、今後も残された3人によって活動が続けられていくのでしょうか。メンバーが4人から3人になることによってダンスのフォーメーションなども大幅に変わると思いますし、2012年11月卒業の木村優里(ゆりり)の時よりも難しい状況にさらされていると思います。それでも有能な運営と才能と強い意志をもったメンバーが残されているので心配はしなくとも良さそうです。
実はメンバーの点では3人で安定した活動を行っているNegiccoにも、メンバーの卒業という状況に陥ったことがあります。Negiccoもデビュー当初は4人でした。
ALP(アップルリトルパフォーマーズの2期生だったMikuさんが2006年11月26日まで在籍、Mikuさん卒業後の2006年12月にはMisakiさんが加入し、2008年4月30日に卒業。その後は3人組になってメンバーの変更はなく現在に至っているということになります。ただ、現在のメンバーも卒業を悩む時期はあったようで、Meguさんが専門学校卒業時に就職するかどうか、Kaedeさんは大学進学時に受験勉強に専念すべきかどうかで悩まれたようです。しかしながらこの危機を乗り越えて、Kaedeさんは国立の新潟大学工学部に現役で入学し、きっちり4年で卒業した上でNegiccoに専念することを宣言し、新潟薬科大学より特定研究員に任命されて現在に至ります。進学・就職という節目を乗り越えたNegiccoはメンバー的には最も安定したアイドルと言えるのかもしれません。あとは年齢的な節目、特に恋愛・結婚などが心配されるところですが、ネギヲタ的には恋愛や結婚すらも活動を続けていく障害にはならないような気がしてしまうのがNegiccoらしさなのかもしれません。まさしく13年目という長きに渡る地道な活動が作り上げた信頼感なのかもしれません。