大学を卒業して地元に戻って就職したのですが、時期を同じくしてレコードからＣＤへの音楽媒体の転換がありました。すでにレコードの枚数もかなりのものになっていましたが、お気に入りのアーティストの作品に関しては買い替えも行う羽目になり、余計な出費がかさみました。地元に帰ってからも長期休暇のたびに上京し、輸入盤屋さんを巡るのがルーチンとなっていましたが、レコードからＣＤに転換したことで、東京からの持ち帰りが楽になりました。そんな生活を10年ほど続けていましたが、地元の専門学校を主体とする教育産業に勤務していた私に異動の辞令が出ました。音楽系の専門学校への異動です。そこでの私の仕事は事務局の仕事だったのですが、小所帯の職場だったので複数の職務をこなすことも必要で、アップルリトルパフォーマーズという芸能スクールの立ち上げにも参画しました。ちなみにアップルリトルパフォーマーズというのは私が名付けました。そして、オーディションを行い入校してきたのが、１期生となったNao☆ちゃんとぽんちゃだったのです。人の出会いとは不思議なもので、私とNegiccoとの関係は一般のファンよりも数年早いものとなったのです。いまから２０年以上も前の話です。
