ボストン・パブリック第13話

 今回は同じデビッド・E・ケリー制作による法廷ドラマ「ザ・プラクティス」と配役・ストーリーを共有してのクロスストーリー2時間スペシャル。
ザ・プラクティス」側のストーリーについては、本編を見ていないので細かな言及は避けますが、エホバの証人の輸血拒否問題をメインに置いた重い内容でした。それにしても登場人物のセリフとはいっても、エホバの証人を魔教と言い切っているのが凄いですね。
「ボストン・パブリック」側のストーリーは教師ケビンの解雇問題が法廷に持ち込まれるかたちでクロスストーリーになっています。
それにしても視聴者に媚びないドラマ作りには感心させられます。
管理職の責任、更には学校としての生徒及び親に対する責任は、人情や友情にも優先されなければいけないという大原則を守らせるために、
校長・教頭を確信犯的に悪役として描いています。
日米の意識の違いと言ってしまえばそれまでですが、日本のTV局には真似の出来ないドラマ作りであることは確かです。