漫画原稿流出事件

 個人的な落ち込みからは立ち直っていませんが、寝ず見さんに尻を叩かれて守る会のHPを覗いてきました。
週末に「朗報」とだけ伝えられていたことはこれの事だったのですね。
行方不明だった原稿が西池氏より返却されたということですが、写真で見るととんでもない量です。
さくら出版以外の封筒に入った原稿もあるそうで、西池氏がさくら出版以外に関係していたものでしょうが、その量には呆れて物も言えません。
ただ、残念なことに復刻版に使われた先生方の原稿は見つかっていないそうで、すでに原稿の大半を「まんだらけ」で売り払われてしまった渡辺先生とともに、一番一所懸命やってらっしゃった川島先生も、旦那様の大島先生の原稿が戻らなかったということですが、とにかく大きな壁のひとつを崩すことは出来たのですから、もう少し頑張ってくださいと励ますことしか私にはできません。
それにしても本当に良かった。
まんだらけに持ち込まなかった原稿を処分することなく返却してもらえたのは、守る会の目的からして最高の結果のひとつといえるでしょう。
そのための努力を惜しまなかった川島先生、渡辺先生をはじめとする方々の働きはお見事でした。
これからは残りの原稿の探索・回収という更に困難な命題が与えられることになりますが、前方には微かながらも光の筋が走っています。
それを信じて、愚痴をこぼしたり弱音を吐いたりしたってかまわないので頑張っていただきたいですね。
私はそれをできるだけ温かい目で見守り、応援しつづけていきたいと思います。