週刊文春の出版差し止め命令取り消し

もっとも文春側が記事の正当性の理由として主張していた記事の公益性、公共性は高裁でも否定されました。
表現の自由」は憲法上、最も尊重されなければならない権利という観点からの出版差し止め命令取り消しです。
それほど重みのある「表現の自由」を、今回のような下世話な記事で争わなければならなかったことを文春は反省しなければなりません。
勝った勝ったと浮かれるような発言が文春側から発せられるようなことがあれば、『今回の記事が興味本位な作りだったのではないかという指摘にも真摯に耳を傾けたい』という検証記事での発言も反故にされかねないので、今後の動きにも注意が必要でしょう。