TBS系「とってもインサイト」で萌え特集

今年の流行語対象の候補に「萌え」がノミネートされたということで、秋葉原をメインにしたオタの特集でした。
ただし日曜の「EZ!TV」の秋葉原特集とは明らかにベクトルの違う制作姿勢です。「EZ!TV」ではVTR紹介後のスタジオ出演者のコメントが制作意図のさもしさを露骨に表していましたが、「とってもインサイト」ではレギュラー出演者に山田五郎がいたのと、司会が恵俊彰という若手だったのが効を奏したようです。
例えばゲストの田嶋陽子のコメント「韓流に熱心なオバサンと変わらない」
取材した豊田アナのコメント「取材した豊田アナも、「初めはヲタクなので、一つの事に異常に熱中していて周りの見えない人かと思っていましたが、それ以外は普通の人で、趣味は大切にしていますけど、それを人に押し付けようとしない感じで、印象が変わった」
山田五郎のコメント「最近のオタクは、どんどん薄まって、すごく増えていますから」
どれも萌える若者を特殊視していません。ひとつの趣味として見るべきだろうという感想が大勢を占めていたようです。
ただ、山田の「萌えが強くなると、ハァハァになりますよ」のコメントは余計で、恵が「それ以上は」と制止していました。
それにしても紹介したメイド喫茶が「EZ!TV」と同じだっただけでなく、インタビューしたメイドさんも同じく谷脇えみるだったのには偶然だろうとは思いつつも、インタビューで得られた答えを含めて見事に「EZ!TV」のアンチテーゼになっているようで笑えましたね。
スタジオのテーブルの上に「わたおに」フィギュアを置いて、アップで白濁液のついた顔をアップにするのは勘弁していただきたかった。そこだけが残念。
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