アルビレックス新潟 3−0 浦和レッズ

ナビスコカップ予選A組最終戦は新潟のホーム、ビッグスワン浦和レッズを迎えて行なわれました。
前半7分に得たFKの機会に、アンデルソン・リマをフェイントに使った鈴木慎吾のFKにエジミウソンが頭で合わせて先制ゴール。その後も浦和DFアルパイがイエローカード2枚目で退場した後に押し捲るものの追加点が取れず、徐々に浦和ペースになるところをアルビGK野澤が神セーブでとどめます。そして反町監督ファビーニョにあがるよう指示を出した32分過ぎにエジミウソンをシャドーに使ったファビーニョが追加点をあげました。その興奮もさめない37分にエジミウソンが浦和DF闘莉王を弄ぶようにかわしてのループシュートで前半3点目。いくら予選突破が決まって戦力を落として試合に臨んでいるとはいえ、今までの浦和戦が嘘のような展開でした。
後半も開始から攻めまくるアルビですが、ここにきていつものような決定力のなさが出てきてしまいます。攻めても攻めても追加点が入りません。予選突破の直接のライバルである大宮も3点をリードし、得失点差は依然として変わりません。次第にアルビ選手の動きにも焦りが見えミスも目立つようになります。そしてそのまま試合終了ということになり、大宮も3−0で勝利したために予選突破はなりませんでした。数限りないといってもいいくらいの得点チャンスをモノに出来なかった後半が惜しまれる試合でした。